資料の紹介
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、日常生活に大きな影響を与えている。人と人との接触の機会をなるべく減らすことが求められている今、不特定多数の人が利用する券売機や、病院のタッチモニターなどの操作に、不安を覚える人も多いだろう。
そうした不安を解消する新しいユーザーインターフェースが「タッチレス操作」だ。新型コロナウイルスの拡大以前から、衛生上や安全上などの理由により、タッチパネルの導入が難しい用途に向けて、様々なタッチレス技術が提案されている。
本資料では、タッチレス技術の中でも幅広いシーンでの活用が期待できる、「ジェスチャー・センシング」と呼ばれる技術について解説する。ジェスチャー・センシングは、指などの動きを認識し、タッチレス操作を可能にする技術である。従来のタッチパネルとは異なり、2次元(平面)のディスプレーだけでなく、3次元の立体映像が浮かんで見える空中ディスプレーと組み合わせることもできる。ジェスチャー・センシングを機器に実装するには、従来のタッチパネルとは異なる技術が必要になる。本資料では、そうした技術についても解説している。