資料の紹介
リモートワークが拡大し、従業員が社外でクラウドを活用して業務をするのが当たり前になった。その結果、大きな転換点を迎えているのがセキュリティ対策だ。社内/社外の境界にファイアウオールなどを置いて社内のセキュリティを担保する従来の対策では、重要な情報資産を守れなくなったのだ。
そこで登場した新しいセキュリティの考え方が「ゼロトラスト」である。これは、ユーザー、デバイス、ネットワークなど「すべて信頼できない」という前提に立ち、常に検証することで信頼を担保する方式だ。ただし、新しい考え方だけに十分に理解されているとは言いがたい。また、言葉は知っていても「では、具体的にどのような対策が必要なのか」まで把握できている企業も多くはない。
本動画は、ゼロトラストの考え方、構成要素、導入ポイントなどを解説したものだ。特に、IDaaS(Identity as a Service)を活用した「ID管理の強化」は、最初に取り組むべき対策としてとして注目したい。約3分の短い動画の中で「ゼロトラストとは何か」「どこから取り組むべきか」などが分かりやすく整理されており、セキュリティ担当者には必見の内容となっている。