資料の紹介

 組織のDX(デジタルト変革)を推進するうえで部門間の分断は大きな課題の1つだ。デジタル化という目標に向けて各部門が取り組んでも、個々の部門の効率化が組織全体の効率化につながらないことも少なくない。組織全体を見据えたDX推進は非常に大事な視点だ。

 そうした組織全体のDXを推進した組織の1つに、慶応義塾大学がある。同大学では、オンプレミスで稼働する500台のサーバーと多数のSaaSを基盤にシステムを運用。そこには、2つのメインポータルの下に30本ものサブポータルが乱立していた。1万1000人の教職員が使うこれらのポータルを統合するために、統一基盤の導入が求められたのだ。

 本資料では、慶応大学が学内業務の共通化を目指して教職員ポータルを刷新した事例を関係者へのインタビューをもとに紹介する。同大学が設計方針に掲げたのは、基本機能をカスタマイズすることなくそのまま利用するOOTB (out-of-the-box) で工数をかけないこと。ただOOTBとはいえ、使い勝手を犠牲にしたわけではない。「設定値を変更するだけで修正要求にも柔軟かつ迅速に対応でき、工数をあまりかけずに“慶応らしさ”を追求した新ポータルを構築できた」と担当者は語っている。

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