資料の紹介

 ある日突然、「これまで携わってきた業務を捨て、代わりに新事業を立ち上げよ」と命じられたら、あなたはどうするか。今から20数年前、日立製作所は半導体事業を手放す決断をした。半導体一筋で研究開発にまい進してきた同社の研究者たちには、これまで培ってきた人脈やスキルをリセットし、新たな価値を生む研究対象を探す任務が課せられた。

 議論の末、彼らが導き出した答えは「データの事業化」だった。高い計算力を持つ半導体チップも、市場でそれほど高値はつかない。それが生み出すデータの方が価値はあるのではないか。今では当たり前となったデータの重要性をいち早く見いだし、事業に結び付けた彼らの取り組みは、他の企業にとっても大いに参考になるはずだ。

 本資料は、日立製作所が半導体事業から撤退した後、「人の幸せ」をデータで科学する新事業を立ち上げた同社研究員の講演録である。膨大なデータ解析から導き出された数々の成果に加え、今後のAIへの向き合い方などにも言及している。こうした業界エキスパートから生きた情報が得られるコンサルティングサービスについても、合わせて紹介する。

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