資料の紹介

 温室効果ガスの増加による気候変動。もはや、熱波や豪雨など目に見える形で人々の生活を脅かし始める段階に入っている。世界中が温室効果ガスの排出削減を求め、日本政府も2050年までに80%削減すると宣言。このような環境のなか、自動車も電気自動車(EV)へのシフトがより一層鮮明となっている。

 EVがより広く利用されるには、コストを削減するとともに、燃料効率や航続距離を高める必要がある。そのためにはバッテリー構成を最適化し、性能を向上させなくてはならない。課題もある。EVは内燃機関車と比べて熱システムの構成/熱エネルギーフローが複雑になっているため、実物試作品を使ったモデル化や試験が難しい。

 本特集で紹介するのは、こうした最新の課題に有用となる技術やソリューションだ。シミュレーションを活用した開発手法や、具体的な活用事例なども詳しく分かるようになっている。EVの開発に取り組む企業担当者の方々は参考にしてほしい。