資料の紹介

 学校の授業のデジタル化は確実に加速している。文部科学省が2019年に打ち出した「GIGAスクール構想」も、期せずしてコロナ禍が後押しする形になっている。

 日本の学校教育のICT化は、遅れが目立つ。デジタル機器が日常的に利用されているにもかかわらず、学校の授業における利用時間は経済協力開発機構(OECD)加盟国で最も短い。環境整備と活用スキルに課題がある。しかし、変化の兆しが出てきている。放送大学教授の中川一史氏によると、学校の授業のICT化は、教員の提示用から児童・生徒の学習用にフェーズが変わりつつあるという。デジタル教科書などのICT端末を授業に活用している小学校の例では、児童がおのおので情報をまとめ、関係づけ、説明するという、思考を可視化する力が伸びたという成果も出てきた。

 本動画では、ICT端末を常時1人1台使える環境が学びにもたらす変化について解説する。ICT端末を共有し、1人で使える時間がわずかしかない「パブリック環境」から、一人ひとりが端末を占有できる「プライベート環境」になるのは大きな変化だと、中川氏は指摘する。さらに、国からの支援が終了するGIGAスクール構想後の展望についても言及する。

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