資料の紹介
現在の企業システムでは仮想化技術が欠かせない。特にVMwareの仮想化システムは、多くの企業で導入されて広く活用されている。ただし、仮想マシンのハードディスクの内容を格納するVMデータ(VMDKファイル)は、そのサイズが巨大になるため、ストレージを圧迫する原因にもなっている。
そこで本資料では、価格帯の異なる同一メーカーのストレージ3製品を対象に、重複排除・圧縮機能によってVMDKファイルをどれくらいデータ削減できるかを検証した。具体的には、777GBのVMDKファイルを同一条件で4製品に保存し、そのデータ削減率を確認した。
本資料のデータ削減率の検証結果を見ると、ある製品については777GBのVMDKファイルが30.3GBにまで削減されたことが分かる。データ削減率は96%。価格帯が大きく異なる製品で比較・検証したため、データ削減率だけでストレージ製品の優劣を決めることはできない。しかし、本資料で示された数値は製品選択の1つの目安になるだろう。特に巨大なVMDKファイルを管理している企業にとっては、非常に貴重なデータとなっている。