資料の紹介
急増するサイバー攻撃の中でも最も頻繁に発生し、甚大な被害をもたらしているのがランサムウエアだ。“人質”に取られたデータを復旧するには多額の費用がかかるうえ、仮に身代金を支払ったとしてもデータを完全に回復できるとは限らない。窃取した機密データを暴露するという脅迫も発生している。
最近では、ランサムウエアを開発する組織と、実行犯の役割を分けたビジネスモデル「RaaS(Ransomeware as a Service)」も登場し、莫大な利益を上げているという。どの企業・組織も、ランサムウエア攻撃に対する防御を早急に強化する必要がある。しかし、現在のセキュリティテクノロジーは非常に複雑で、強力な対策を実装するには多くの課題がある。
本資料は、ランサムウエアについての基本の「き」から、多彩な対策ソリューションまでを解説したものだ。米国国立標準技術研究所(NIST)のガイドラインに沿って、3つの視点(防御・検知・対応)で取るべきアクションを提示。多層防御の観点から、エンドユーザーコンピューティングやプライベートクラウド、マルチクラウドなど環境別に対応すべき内容を解説する。