資料の紹介

 「SDGs」(持続可能な開発目標)は、今や多くの人が知る言葉となったが、SDGsの達成は決して簡単な目標ではない。世界中の企業が本気で取り組んで初めて達成できるかどうかというほど、極めて難易度が高い目標なのである。だからこそ、SDGsにビジネスとして取り組むには、現状を大きく変えるイノベーションと、その源泉となるテクノロジーが必要だ。しかし、これまで、「SDGsに貢献する技術は何か」という観点であまり語られることはなかった。

 そこでSDGsと技術の関係を調べたのが、本レポート「『望ましい未来』をつくるSDGsテック未来戦略」だ。10年分の世界中の技術知財を集め、SDGsの17のゴールと相関分析をすることで、関連性の強い技術を見いだしている。そうして見つけた技術のうち、特に重要な技術を「SDGsテック」として選び出した。

 SDGsテックの選出では、知財保有企業への投資額にも注目した。投資が集まる企業には人材が集まり、技術開発がどんどんと進み、そこが拠点となってイノベーションが起こる可能性が高くなる。SDGsは1社だけで達成できるほど簡単な目標ではないので、複数企業の協力が必要だ。そこにはエコシステムが生まれ、新たなバリューチェーンが作られ、日本企業にも大きな影響を及ぼす。世界の投資が集まるSDGsテックは、企業戦略として注目すべき技術なのだ。

 持続可能な社会における、持続可能な事業をどう生み出すか。事業戦略の策定に必携の一冊である。

-----「『望ましい未来』をつくるSDGsテック未来戦略」の内容

▼36の「SDGsテック」を選定
約3500万件の特許情報から、知財分析ツールを用いて、SDGs達成に貢献する技術を「技術クラスター」として抽出。さらに、市場性とゴール(開発目標)との親和性の観点から絞り込み、36個のSDGsテックを選定。(※選定の過程で抽出した約1000件の主要技術クラスターも全て掲載)

▼36の「SDGsテック」の全貌を解説
技術進展によってどのような社会課題の解決や、産官学によるエコシステム創出が可能なのか、といった視点で技術動向や研究開発動向を提示し、SDGsとの関連性も解説。当該技術がSDGsの達成にどのように寄与し得るかを描いている。さらに、各国の特許出願状況から日本の技術やサービスの特徴や強みを分析。
【5つの項目についてSDGsテックごとに解説】
1)技術俯瞰(ふかん)と社会課題解決との関係性 2)ステークホルダー 3)直近の技術動向 4)研究開発動向 5)関連する特許の動向

▼「SDGsテック」関連知財を保有する有望企業170
各ゴール達成への寄与度が高く、比較的新興と位置づけられる企業を中心に、以下の項目に整理し掲載。
●保有する特許の区分 ●親和性のある技術テーマ ●技術動向 ●投資・買収動向など ●親和性の高いSDGsゴール ●企業概要 ●事業概要

(※下部より抜粋版をダウンロードできます)

監修・著者:PwCコンサルティング/A4変型判、424ページ/2022年3月23日発行/発行:日経BP
監修・著者:PwCコンサルティング/A4変型判、424ページ/2022年3月23日発行/発行:日経BP

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