資料の紹介
DX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性を感じながらも、そのビジョンやシナリオを描けず、変革をどう進めたら良いか分からないという日本のものづくり企業は多い。一方、DXの先進的なソリューションやビジョンを持ちながら、製造業の実態や課題、ニーズがつかめないため、潜在ユーザーにうまくアプローチできないというSIerの声も多く聞こえる。
この行き違いが生じる背景を探るべく、日本の製造業におけるDXの現状や課題、今後の方向を調査・取材し、明らかにしたのが本レポート「製造業DX調査レポート」である。
製造業321社と製造業に従事する3000人を対象に実施した2つの独自調査の報告を収録。「企業」と「現場」の両方の目線で、DXに取り組む目的、変革をリードする部門、DX投資の意向、DXへの期待にまで踏み込んで徹底調査した。特に、製造業の中でDXの取り組みが先行する自動車業界については、その構造変化を詳しく解説するとともに、先進企業の事例をまとめて掲載。また、製造業DXに向けた先進的なソリューションを提供する主要ベンダー16社のビジョン、技術やDX実現の方法論も一覧できる。
日本のものづくり企業に向けてDXソリューションを提供するSIerの事業計画立案・策定や、DXを実践し変革に挑む製造業にとって役立つ一冊である。
-----「製造業DX調査レポート」の内容
▼独自調査「DX戦略と投資意向」
【製造業321社調査】
DXに対する考え方や取り組み、今後の方針を、製造業の年商100億円以上の企業に調査。製造業DXの現状と課題、未来を明らかに。
●DXの進捗状況
取り組むべき事業や業務上のテーマは? 時期は? 会社規模別に分析/DX推進に向けた組織の整備や人員の配置、人材確保はどれくらい進んでいる?/バリューチェーン全体を視野に入れた取り組みができている? ほか
●具体的な取り組み
経営層の理解度やプロジェクト関与状況は?/今後2年以内、3年後以降に取り組みたいDXの内容は?/DXの推進にどの部署が関わっているか? ほか
●今後の投資意向
利用するデジタル技術や委託先ベンダーを実質的に決めるのは、どの部署か?/DXのプロジェクト別の投資額は? 2020年度、2025年度の年間投資額は?/利用予定のデジタル技術は? 導入時期は?
●ベンダーなどDX支援企業への期待
外部のどのような企業から支援を受けたいか?/支援を受ける企業の選定ポイントは?/支援を受けたい企業ランキング
●業界動向に対する意識
海外プロジェクトへの関心度は?/DX推進に関する国の政策への期待度は?
【製造現場3000人調査】
製造業に従事する「個人」にもアンケートを実施。現場から見える製造業DXの実情やDXを推進する上での課題を明らかに。
▼製造業の未来シナリオを解説
DXの先にある将来像をいち早く描いている自動車産業で始まった「構造変化」や「産業再編」の動きを分析し解説。
【先進事例掲載企業・団体】
アイシン精機/AZAPA/ジェイテクト/ファクトリーエージェント/鴻海精密工業/日本電産/広島県/ブリヂストン/東芝デジタルソリューションズ
▼DXベンダー主要16社の戦略レポート
クラウドサービス、FA、システム開発など複数の分野から主要企業16社を取り上げ製造業に向けた戦略や、商材・サービスの特徴を解説。
【収録企業】
富士通/マイクロソフト/アマゾン ウェブ サービス/グーグル/NEC/日立製作所/シーメンス/シスコシステムズ/安川電機/三菱電機/ダッソー・システムズ/電通国際情報サービス/日本システムウエア/PTC/ビジネスエンジニアリング/日本IBM
(※下部より抜粋版をダウンロードできます)
