資料の紹介

 DX(デジタル変革)を推進している企業では、クラウドの利用が増え、動画や音声の通信比率が高まるため、社外との通信が一段と増大する。そこで課題になるのがファイアウオールの性能だ。だが、高性能機種を1台導入するか、クラスタ型の機種を複数台導入するかが悩ましい。

 東京工業大学は2020年、クラスタ構成の次世代ファイアウオールシステム(NGFW)を導入した。翌2021年を「DX元年」と位置づけ、ファイル共有、チャット、ビデオ会議などのクラウドサービス群を全学で導入、教育・研究環境の充実と業務改善を進めている。最大の導入効果は安定稼働で、稼働開始から1年以上、このNGFWが原因となるクレームや遅延は発生していないという。

 本資料では、東工大がファイアウオールシステムを刷新し、目標性能や拡張性、運用性を実現するまでの経緯をまとめた。同大でCERTの統括責任者を務める松浦知史准教授のコメントを交え、同大が重視した要件、クラスタ型を選択した理由、実際に導入したシステムの詳細、導入効果などを紹介している。

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