資料の紹介

 AI(人工知能)による「ロボット超進化」のポイントは2つある。1つは「ChatGPT」に代表される大規模言語モデルを備えた「AIロボット」の登場。もう1つはニューラルネットワークの1つのモデルである「Transformer」の活用によってロボットの「頭」「目」「手足」を動作させるためのモデルが統一されつつあるということだ。

 こうした動きは今後どのように進み、どういった変化を社会や産業にもたらすのか。そして、どのような事業機会が生まれ、市場規模はどう拡大していくのか――。ロボットとAIの現在地を踏まえながら技術開発の進展を見通し、両者が1つになったAIロボットの未来像をあぶり出そうと試みたのが「ロボット未来予測2033」レポートである。

 本レポートでは、2033年までの10年間について、協働ロボットや物流ロボット、建設ロボットといった代表的なロボットの市場規模と、AIの実装によって進化するロボットの未来を予測。例えば、人間の作業者と同じ現場で稼働する協働ロボットに大規模言語モデルなどを適用すると、ロボット自身が自然言語による指示を解釈し、行動内容を計画して実行に移すようになる。ロボットが新人などに作業内容を教えたり、モチベーションが高まるように支援したり、といったことも考えられそうだ。

 また、AIロボットを含むロボット全般について導入意向や投資予定、満足度、課題などに関する調査も実施。主としてロボットを利用する立場の企業469社、現場担当者686人から回答を得て、結果を分析した。

 ロボットの導入や開発を推進・支援して新たな事業機会の創出に取り組む方、自社でのロボット活用を検討・企画する方などに必要な情報を凝縮した1冊である。

-----「ロボット未来予測2033」の内容

▼市場規模予測・普及シナリオ
すでに工場などで活用されている産業用ロボットなど、主要な4種類のロボットについて、2033年までの市場を展望しながら市場規模を予測。さらに、自動車産業の変化などにより今後ロボットの普及が見込める業界についても動向を解説。
<ロボットタイプ別 成長シナリオ・市場規模>
産業用ロボット、協働ロボット、AGV/AMR(無人搬送車/自律走行搬送ロボット)、サービスロボット
<業界別・産業用ロボット 普及シナリオ・市場規模>
バッテリー業界、車載エレクトロニクス業界、物流業界、建設業界

▼AIで超進化するロボット6選&技術ロードマップ
大規模言語モデルを備えた「AIロボット」の登場と「Transformer」の活用で期待されるロボットの超進化。こうした動きは今後どのように進み、どんな課題を解決するのか。進化が期待されるロボット6種について、市場性から技術開発まで詳細に解説。
・ロボットをめぐる環境分析(マクロ分析、市場分析、業界分析)
・技術開発ロードマップ&詳細解説
・波及インパクトが大きい業種、影響解説

▼ロボット関連の5大AI技術解説
・大規模モデルによるロボティクス基盤モデル
・模倣学習・深層強化学習
・Sim-to-Realとデジタルツイン
・生成エージェント
・MCS-AI動的連携モデル

▼ロボット導入・投資意向調査
様々な業種の企業469社と現場担当者686人に調査を実施。AIロボットを含むロボット全般について、利用実態や導入意向・投資額、導入における課題などを明らかにした。

(※下部より抜粋版をダウンロードできます)

著者:東京海上ホールディングス株式会社 シニアデジタルエキスパート 園田展人、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社/編集:日経クロステック/2024年2月22日発行/A4判、456ページ/発行:日経BP
著者:東京海上ホールディングス株式会社 シニアデジタルエキスパート 園田展人、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社/編集:日経クロステック/2024年2月22日発行/A4判、456ページ/発行:日経BP

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