資料の紹介
シングルペアEthernet(SPE)は、1組(2芯)のより対線(ツイストペア)ケーブルを用いるもので、データ伝送と同時に給電が可能になる。従来のEthernet(イーサネット)に比べて簡素なケーブルが使えるため、小型化、低コスト化に向く。また、電源供給も担うことで、複雑化するシステムの簡素化にも寄与する。
SPEの規格の1つである「10BASE-T1L」は、10Mbps(ビット/秒)のデータを1000mにわたって伝送できる。その導入にあたっては、メディアアクセス制御(MAC)インターフェースを内蔵するSPEトランシーバーICを活用することで、例えばセンサー用ファームウエアを短時間で開発できるようになる。
本資料では、状態基準保全(CbM)用の状態監視センサーの開発を例に、実際の10BASE-T1L対応トランシーバー製品を使ったIoTセンサーの設計方法について解説する。電力/データ共用インターフェース(PoDL)を使ったセンサー用の低ノイズ電源設計から、マイクロコントローラーとの通信、ソフトウエアや筐体(きょうたい)設計まで、小型かつ高性能な10BASE-T1L対応センサーを開発するための設計手法について詳しく解説する。





