資料の紹介

 物流・運輸、レジャー、防衛など、造船業界が支える業界は幅広い。しかし、その造船業界はいま、難局に直面している。船舶受注量が減少しているうえに、CO2排出量削減など船舶への規制強化も進んでいるからだ。事業を持続可能にするためには、新しい規制に適合した船舶を効率よく建造するしかない。

 新しい船舶の建造に関わるコストの85%は設計の早い段階で決まると言われており、設計の革新が事業の鍵を握る。船舶の設計はこれまで、基本計画からコスト見積もりまでのサイクルを改良のたびに繰り返す「スパイラル型」だった。しかし、この手法による設計は時間がかかりやすく、また業務の細分化が進むことからチーム横断でのイノベーションも生まれにくい。

 本資料では、従来のスパイラル型に代わる新手法として注目を集める「シミュレーション主導型の船舶設計(SDSD)」について解説する。統合設計環境と、ワークフローの自動化、および優れた設計探査(最適化)を基盤にした、船舶設計の新しい手法である。建造コストにとどまらず、運用経費の少ない船舶の設計にも有効であり、船主にもメリットがあるとする。

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