資料の紹介

 「チップレット革命」が始まっている。「チップレット」は、AI(人工知能)やデータセンター、自動車、モバイル機器、エッジデバイスなど、今注目の分野で「新たな競争優位を築くカギ」となる半導体技術だ。そして、半導体とその関連産業の在り方を根底から変える力を持っている。

 では、チップレットの台頭は半導体にどんな変化をもたらすのか。ポイントは5つある。

  1. 半導体の製造が変わる -構造、組み立て、材料技術など
  2. 半導体の設計や課題が変わる
  3. 5年後、10年後に必要となる半導体の技術、仕様が変わる
  4. 半導体の前工程、後工程の重要度が入れ替わる
  5. 半導体のサプライチェーン、ビジネスモデルが変わる

 そもそもチップレットとはどのような技術か。チップレットは、複数のICチップを組み合わせて機能させる技術である。半世紀にわたり半導体の進化の原動力となってきた「微細化技術」が曲がり角を迎える中で、チップレットは次を担う技術として台頭してきた。

 チップレットを単なる半導体のパッケージ形態の進化と捉えているとしたら、認識を改めた方がいい。チップレットの台頭によって半導体を造る企業も使う企業もビジネスモデルが変わり、半導体の製造技術、設計技術、ソフトウエア環境も変化を免れないからだ。チップレットがもたらすゲームチェンジによって、多くの企業に半導体ビジネスへの新規参入のチャンスが訪れる。

 特に、チップレットに応用できる強い要素技術を持つ日本企業には絶好の機会到来といえるだろう。実際、多くの企業がチップレット関連の新事業や、その勝ち筋を模索し始めている。2030年に1兆ドル(140兆円)の市場規模を視野に入れる半導体産業は、50年に一度の変革期を迎えており、その中心にあるのが「チップレット」なのである。

 本レポート「半導体チップレット未来戦略」では、チップレットの技術の詳細からビジネスへの応用までを網羅し、戦略構築の指針を提供する。半導体ユーザーはもちろん、半導体事業を強化したい方、関連事業への進出を検討する方にとっても不可欠な情報を収めている。この技術のインパクトと影響範囲、ビジネスモデル変革の本質、必要な投資と戦略構築のポイントなどさまざまな疑問に答えられるようにしている。

 次世代の半導体市場でビジネスの新しい可能性を探るために必携の一冊といえる。

-----「半導体チップレット未来戦略」の内容

▼未来シナリオと技術ロードマップ
AIが主導するアプリケーション進化の方向性、技術実装ロードマップを提示
▼ビジネスモデル、サプライチェーンはこう変わる
チップレットがもたらす産業構造の変化と新プレーヤーの出現
▼チップレット製造技術と設計技術の要諦
各社のチップレットを支える設計技術、製造技術を詳解
▼AIソフトウエアの現状と課題、参入戦略
GPU向けAIソフトウエア環境の成り立ちと現状
▼世界のキープレーヤーの戦略・動向
各社のチップレット技術展開や各分野の主要プレーヤーの戦略を解説

(※下部より抜粋版をダウンロードできます)

著者・編集:日経BP 総合研究所、日経クロステック/A4判、446ページ/2024年12月13日発行/発行:日経BP
著者・編集:日経BP 総合研究所、日経クロステック/A4判、446ページ/2024年12月13日発行/発行:日経BP
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