資料の紹介

 リチウムイオン(Liイオン)電池は、電気自動車(EV)のキーデバイスであるとともに、再生可能エネルギーの蓄電システムとしても広く使われている。しかし、Liイオン電池の使用にはリスクがある。例えば、過充電すると熱暴走が生じ、爆発を起こす恐れがある。過放電になった場合にも、電荷保持能力に永続的な劣化を引き起こす化学物質が電池内に発生する問題がある。

 このためLiイオン電池には、過充電や過放電を防ぐためのバッテリー管理システムが不可欠となる。またLiイオン電池は、多くの場合、複数のセルをスタックしたバッテリーパックとして利用されるため、全てのセルを同じ充電状態に保つこともバッテリー管理システムには求められる。

 本資料では、蓄電システムに適したバッテリー管理システムの構築手法について解説する。バッテリーの電圧、電流、温度などを監視するモニタリングICや、監視した情報を適切に処理するマイクロコントローラーを紹介している。さらに、それらを用いたコントローラーボードのハードウエア、およびコントローラーボードとの通信に使用するソフトウエアについて、ブロック図やツールの表示画面を示しながら詳解している。

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