資料の紹介

 効率的で燃費が良く、性能や信頼性に優れたエンジンを開発するには熱管理が重要だ。エンジンの性能を最大限に引き出しつつ、オーバーヒートや焼き付きなどのトラブルを防ぐには、どうすれば良いか。それには、エンジン内部の燃焼によってピストンやシリンダーなどの部品がどのような温度分布になり、熱変形や熱応力を引き起こすかを把握する必要がある。

 特に、エンジンブロックや排気マニホールド、後処理システムなど、温度と熱伝達係数の分布が不均一な場所での熱挙動は複雑だ。正確な熱管理をするためには、優れた3次元熱解析シミュレーションが欠かせない。

 本資料では、最新の高忠実度物理モデルと効率的なシミュレーション手法を備えた熱解析ソフトウエアについて解説する。熱性能を正確に評価するために、混相流と固流体熱伝達の高忠実度モデルを用いている。これにより、物理試験の必要性を減少させ、エンジンの熱性能をコスト効率よく最大化できるという。さらにシステムシミュレーションと組み合わせることで、設計、検証、統合を前倒し、開発プロセスの効率を向上できるとする。

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