資料の紹介

 日本企業の残業時間は長く、特にマスコミ業界では長時間労働が問題視される場面がある。深夜の速報対応やオンライン会議が増加し、休息時間が削られているのが現状だ。こうした現実を背景に、日本では労働基準法の抜本見直しが検討されている。

 しかし、法律や就業規則が改定されても、現場が変わるとは限らない。例えばマスコミ業界の場合、報道の品質とスピードを追求するため、休息を後回しにしてしまいがちだ。それが積み重なると、法律や規則は実効性を欠くおそれがある。そうならないようにするためには、具体的な運用ルールが重要だ。

 本資料では、マスコミ業界に巣くう長時間労働の体質改善の鍵を握る運用ルールとITの支援について解説する。例えば、「夜間のオンライン会議は情報共有ではなく決裁のためだけに開く」という原則を設定する。そして会議時刻や勤怠のPCログ活用やアクセス制限(深夜のシステムアクセス制限、メール送付の抑制など)をするといった、ITの支援による抑止力の強化を導入する。法律や規則の文言だけでは人は動かない。実効的なものにするためには、仕組みと強制力が不可欠だ。

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