資料の紹介
生成AIやHPC(高性能コンピューティング)の普及でデータセンターの熱問題が深刻化している。米NVIDIAの高性能GPUは最大TDP(熱設計電力)が約700Wのモデルもあり、大量の熱が発生する。その対策として、空冷から水冷(液体による冷却)に切り替える動きが進んでいる。
その一方で、条件によっては空冷で対策できるケースもある。冷却システムがシンプルになるなど、空冷の利点を生かせる。カギは適切な気流設計と温度管理だ。まず、GPUクラスターにとって最適なエアフローを実現するとともに、1ラック当たり25-30kW程度の場合、複数のラックに負荷を分散させるなどの対策をしたい。
本資料では、NVIDIAのGPUを用いた空冷サーバーが稼働するAI向けデータセンターの冷却技術を整理し、解説している。吸気温度管理やエアフロー設計、補完技術による拡張といった実務的な知見を具体的に提示する。能動型リアドア用熱交換器を用いれば、製品仕様上、条件次第では1ラック当たり最大75kW程度に対応可能とされている。特に、水冷システムの導入が難しい場所で、AI/HPC向けのITインフラ導入やデータセンター設計を担当する技術者にとって有用な内容となっている。





