資料の紹介
レーダーや電子戦(EW:Electronic Warfare)に対応する機器など、航空宇宙・防衛分野のシステムでは、位相ノイズ性能の確保が課題となる。このようなシステムでは、他からの妨害や干渉を回避し、傍受されにくいという利点を持つ高速周波数ホッピング技術が使われるが、そこでは高いレベルの位相ノイズ性能が必要になるからだ。
位相ノイズを抑えるには、位相ノイズ性能に優れた高速D-Aコンバーター(DAC)の導入が有効である。これにより、機器の小型化や軽量化、低消費電力化、低コスト化も可能になる。ただし、高速DACが持つ位相ノイズ性能を引き出すためには、いくつかの考慮すべき事項やトレードオフが存在する。高性能な製品開発に向けては、それらを学ぶことが先決となる。
本資料では、航空宇宙・防衛分野のシステムが求める位相ノイズ性能を満たすための方法を解説する。高速DACを活用し、その位相ノイズ性能を引き出すためのサンプリングクロックの供給方法や、位相ノイズを抑えるための実装方法を説明する。さらに、設計時に役立つ測定データやブロック図、回路情報なども提供する。





