資料の紹介

 これまで数十年にわたり、データセンターでは空気の循環でIT機器や設備を冷却する空冷方式が多く採用されてきた。だが、GPUベースのAIコンピューティングが急速に普及したことで、熱負荷も急激に増大し、空冷方式では十分な排熱が困難になってきた。

 そこで注目されているのが、液体で冷却する液冷方式だ。これまではもっぱら高性能コンピューティング分野で使われてきた液冷を導入することで、ラックあたりの冷却能力を向上し、チップの性能を引き出しつつ安定性を高めることが可能になる。ただし、液冷には複数の方式があり、適切なものを見極めることが肝要だ。

 本資料では、データセンターに液冷方式を導入する際に適切なアーキテクチャを選定するための考え方を解説する。まず、2つの選択肢として、既存の排熱システムを利用する方法と専用の排熱システムを設置する方法を構成例とともに紹介。さらに、CDU(冷却液分配ユニット)をはじめとする冷却装置の機能について長所と短所を挙げて説明する。

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