資料の紹介
ポンプや医療機器など幅広い事業を展開する日機装では、DX(デジタル変革)を進めるうえで部門間の情報共有に課題を抱えていた。営業の動きを技術や工場が把握できず、顧客の希望納期と生産計画のずれも見えにくかったためだ。そこで、Excelやメールなどに分散していた情報を集約し、営業・技術・製造・品質管理・アフターサービスまでをつなぐデータ活用基盤の構築に乗り出した。
特徴は、現場主導のスモールスタートとした点だ。そこから部門横断のワークフローへと広げた後、基幹システムとも連携。営業活動を技術部門や工場が把握して素早くフォローできるようになり、受注は約1.5倍に増加した。さらにワークフローの整備だけで年間約2万3000時間を削減するなど、大きな成果をもたらしたという。
本動画では、日機装が情報の一元化に向けて段階的にデータ活用を広げたプロセスを紹介する。現在は蓄積した日報や活動報告をAIで分析し、問題点や潜在リスクの抽出、対策リポートの生成などにも活用。現場の業務改善から始め、社内データの活用をAI活用へと発展させる取り組みは、製造業に限らず全社的なデータ活用を進めたいあらゆる業種の企業の参考になるだろう。





