資料の紹介

 データセンターをはじめ、多くの場所で、大量の演算を高速に実行するコンピューティングデバイスが使われている。これらのデバイスでは、演算処理を担うコア部の許容電圧範囲が極めて厳格に設定されており、負荷電流が急激に変動した際にも出力電圧を許容範囲内に収めるための電源設計が非常に重要になる。

 高速かつ大量の演算処理中に急激な負荷電流の変動が発生したとき、制御帯域幅が広い降圧コンバーターや大容量のコンデンサーを使って対処する方法もあるが、広い基板スペースが必要な上にコストもかさむ。ここに、負荷電流の変動に応じて目標とする出力電圧を能動的に調整するアクティブ電圧ポジショニング(AVP:Active Voltage Positioning)機能を採用すれば、比較的省スペースかつ低コストで対処できる。

 本資料では、AVPを使って電源回路の出力電圧を調整する方法を紹介する。AVPの基本原理、メリット、実際の回路にAVP機能を付加する方法について、順を追って分かりやすく説明する。高信頼性、高精度を実現する実装方法や実装後の効果などを、製品を例に回路図やグラフなどで具体的に示す。

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