資料の紹介

 低く、優れたノイズ性能を備える電源回路を設計することは容易ではない。ノイズに対する感受性はシステムの種類や、システムが対象とする周波数範囲によって異なるため、それぞれに適した対策が必要になる。また、電磁干渉に関する厳格な規格への適合や認証取得が求められるケースもある。電源を設計する際にはそれらも十分に考慮しなければならない。

 代表的なノイズ対策として、スイッチングレギュレーターの次段にLDOレギュレーターを配置する方法がある。この方法は、特に低周波ノイズに対して大きな効果を発揮する。一方で、負荷電流やLDOレギュレーターのヘッドルーム電圧(入力電圧と出力電圧の差)によっては、動作性能や効率が低下する恐れもある。では、どのように対処すべきか。

 本資料では、スイッチングレギュレーターの様々なノイズ源に注目し、それらのノイズがアナログ信号を扱う回路内に及ぼす影響や、ノイズを低減する方法について解説する。LDOレギュレーターのヘッドルーム電圧を制御するなどして、効率とノイズ除去性能の最適なバランスを実現する新たな手法も提案する。

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