資料の紹介

 AIの普及がDXを一気に加速させている。業務の効率化や自動化の枠を超え、生成AIを生かして新たな事業モデルや価値創出へ向かう企業が増えている。そこで課題になっているのが、データ連携だ。社内に散らばるデータを統合し、AIが使いやすい形で一元管理することが求められている。

 しかし、それは容易ではない。企業のデータは複数のクラウドやオンプレミス環境に分散し、部門ごとのサイロ化も進んでいる。異なるシステムをつなぐには専門知識が必要だが、そのIT人材が不足している。開発や保守にも、時間とコストがかかる。こうした課題を解決する打ち手が求められる中で、急速に注目を集めているのが「iPaaS(アイパース)」だ。クラウド上で容易にデータ連携基盤を構築できる。

 本特集では、iPaaSが注目されている理由や背景、優位性、具体的なソリューションなどについて紹介する。iPaaSは、標準機能を組み合わせてシンプルな構造でデータを連携できる。クラウドサービスなので、導入コストや保守管理の負担が少なく、ニーズに合わせて拡張・縮小しやすい。企業間で使われているEDI(電子データ交換)や業務アプリケーションのデータ連携を、1つのプラットフォームに統合できる。ローコードやノーコードによる支援、AIアシスタントによる開発支援や運用負荷の軽減なども進んでいる。