資料の紹介
人手不足や設備の老朽化、技能継承の遅れなど、製造業を支える現場で多くの課題が噴出している。特に設計から製造に至るプロセスで、Excelを使った手作業の管理や属人的な段取りが残り、状況の把握にも時間がかかっているのが実情だ。経験や勘に依存した業務プロセスから脱却することが急務となっている。そのような中で、設計・製造・品質・在庫といった各種データを連携・可視化し、標準化と自動化を推進するDXの重要性は、ますます高まっている。
しかし、設計・製造領域のDXは一筋縄ではいかない。製品や取引先の要件は企業ごとに異なり、仕事の進め方や組織文化もさまざまだ。自社に適切なツールを選定し、導入後の定着化まで念頭に置く必要がある。自社の課題が業務の可視化や標準化の不足なのか、あるいはデータ連携の問題なのかを整理したうえで、効果が大きい領域から取り組むことが重要だ。
本特集では、設計・製造DXを成功へ導くための考え方やソリューションを紹介する。現場起点で課題を整理し、段階的に成果を生み出していくための方法を解説するとともに、具体的なITソリューションを導入した企業事例も取り上げる。効率化が必要な領域から着手し、個別業務に特化した実効性の高いソリューションを連携させてDXを実現する道筋を示す。








