人手不足の解消に向けてカギになる「映像」の活用

 慢性的な人手不足に加え、突如起こったコロナ禍を背景として、建設現場の管理の効率化・リモート化がますます喫緊のものとなっている。

 これを実現し、生産性向上、企業の競争力向上を図るには、様々なデジタル技術を活用することが欠かせない。中でもカギを握るものの1つとして、業界各社から注目されているのが「映像」だ。

 現場内、あるいは職人の作業の様子を小型カメラで撮影し、そのデータを蓄積・共有する。これを工程や作業プロセスの把握に役立てたり、あとからデータを詳しく分析したりすることで、業務の効率化・平準化、若手職人の育成や技能継承などに生かすのである。

 この領域で取り組みを積極的に進めるのが、スーパーゼネコンの1社、鹿島建設(以下、鹿島)だ。同社は、ソリューションベンダーのセーフィーが開発した建設業界向けクラウドカメラを全国の主要現場に導入することで、人の居場所に左右されないものづくりを追求。日本の建設業界を牽引する企業として、他社に先駆けた取り組みを展開している。

 これにより、同社の建設現場ではどのような効果が得られているのか。映像をフル活用した建設現場の未来の姿について、2社の対談を通じて紹介する。

人手不足の解消、現場の生産性向上に向けた鹿島の基本方針や、これまでの取り組みについて教えてください。

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