資料の紹介
急速に発展している3Dプリンターを利用すれば、外注コストを削減し、試作や生産を最適化することが可能になる。しかし、プリント用素材は樹脂だけでも多種多様であり、柔軟性、耐久性、剛性、強靭性、安定性、透明性、外観、手触りといった観点から、要求される品質、性能を満たすパーツを提供するために、多くの種類のエンジニアリングポリマーやエラストマー、複合材など、幅広い素材を利用できる。
しかし、逆に言えば選択肢が広すぎて、どの素材を選べばいいのか、特に初心者にとって分かりにくい。
本資料では、3Dプリント用プラスチック材料の特徴と用途の概要を紹介する。材料は特性と使用カテゴリーごとに大きく分類され、フルカラー、汎用性、剛性と耐久性、高温、透明性、生体適合性といった各分類に属するそれぞれの樹脂について、耐久性や耐熱性といった特徴、適している用途が示されている。初心者だけでなく、使用目的が明確なユーザーにも役立つだろう。