資料の紹介
医療業界でもビッグデータ活用は本格化し、患者の診察記録や健康記録などを活用して、新薬開発や未知の副作用の発見などにつなげる動きが加速している。しかし、これら個人情報の取り扱いは、一歩誤れば大惨事を招きかねないため、セキュリティ対策には慎重を期す必要がある。
「電子カルテは物理的に分離されているから大丈夫」と考える病院職員は多いかもしれない。だが、電子カルテシステムにも地域連携やリモートメンテナンスなど多くの“口”が用意されており、安全とは言い切れない。しかも最近では、情報へのアクセスを遮断して身代金を要求するなど、金銭目当ての攻撃が増えている。
本資料では、医療業界におけるデータ活用とセキュリティ対策の最新事情に関するセミナーの内容をリポートする。医療機関へのサイバー攻撃の実態と対策、医療情報システムの提供事業者を対象とした新ガイドライン対応のポイント、医療業界におけるデータ保護ソリューションについて解説している。