資料の紹介
2020年以降のコロナ禍の結果、大学や専門学校、小中高校、学習塾などで、オンライン学習が一気に普及した。しかし、緊急対応として導入されたオンラインツールで提供された学習体験は、ときに質が低く、まとまりを欠いたものになってしまった。
これまで授業と言えば、教室で1人の教師が、あらかじめ決められたカリキュラムを学生に教える、というものがほとんどだった。しかし今後は、学習の成果にもっと焦点を当て、学生のニーズに合わせてパーソナライズした学習課程を構築する形が増えていくだろう。これは、IT技術を駆使することによって実現できる。
本資料では、「大学のオンライン学習環境に学生が何を求めているか」についての調査結果を示しながら、より良いオンライン教育を提供する方法について解説する。AI(人工知能)を搭載した最新のツールでは、教材作成から試験の採点、不正防止、評価に至るまで多くの作業を効率化でき、教師が学生と向き合う時間を増やす助けになるとしている。