資料の紹介
約8000人の学生と教職員が使うシステムについて、クラウド活用を積極的に進めてきた追手門学院大学。新設した茨木総持寺キャンパスではすべてのシステムをクラウドで調達したものの、茨木安威キャンパスにはVMware製品による仮想化環境で運用していた教育/事務系システム群が最後までオンプレミスのまま残っていた。
約150の仮想マシンで構成される同システム群。これをクラウドへ移行すると、同大学は2019年に決めた。クラウドサービスは初期コストを抑えられる一方で、長期間利用した場合はトータルコストでオンプレミスを上回ってしまう場合がある。そのため、全体のコストや運用管理の負担、強固なセキュリティ、高い安定性と可用性といった各種要件を満たし、オンプレミスからスムーズに移行できるクラウドサービスを探し回った。
本資料では、追手門学院大学がオンプレミス環境をクラウドへ移行した事例を紹介する。どのクラウドサービスを選定したのか、理由や経緯もつづられている。移行後は、運用管理や保守作業を外部企業と分担することで、コストや作業負担を軽減。懸案だったシステムの安定性も大きく向上し、システム障害も発生していないという。