資料の紹介
企業競争力を高めるために、現場では以前から業務プロセスの改善が求められてきた。だが、プロセスが複雑化・多様化した現在では、全社的なプロセスの把握や課題の発見が難しくなってきている。
そこで注目されているのが「プロセスマイニング」である。日常的に利用するSaaSアプリやERP(統合基幹業務システム)、レガシーシステムなどからシステムログを抽出し、業務プロセスの可視化・分析を実行する手法だ。プロセスマイニングツールを使って課題を絞り込み、さらにRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やAI(人工知能)などによって自動化すれば、業務プロセスの大幅な改善が見込める。
本資料では、業務改善アプローチを3ステップで説明するとともに、プロセスマイニングによる効率的な改善方法を解説する。ツールの導入事例も紹介する。ある通信事業者では発注前に請求書を処理するようなポリシー違反の調達が1300万ドル分もあったことを発見し、ある飲料製造企業では20%ものキャッシュフローサイクル時間の改善に成功したという。同ツールは、既製の業務システムのログをそのまま利用できるため、すぐに分析を始められるとしている。