資料の紹介
人工知能(AI)は、チャットボットによる顧客サポート、ワークフローの自動化、マーケティング、セキュリティなど、多様な分野で広がっている。実際、様々な製品やサービスにAIが組み込まれ、気づかないうちにAIを活用しているというのが、多くのビジネスパーソンの実感だろう。
ただし、グローバルにおけるAI導入の実態を把握することはなかなか難しい。例えば、AIを導入している企業の割合、国別のAI導入率、AI導入における障壁、企業が今後検討しているAIの投資先、自然言語処理(NLP)の導入状況、といった実態についてだ。
本資料は、米国、中国、インド、シンガポール、欧州などの企業に所属するITの意思決定者5501人を対象に、AI導入の実態を調査したリポートだ。それによると、約3分の1が「自社業務でAIを利用している」と回答し、検討中まで含めると、その数は半数近くに上る。また、AIの導入率が最も高いのは中国で、「実装済み」と「検討中」を合わせると8割を超えた。リポートは、AIに関するグローバルでの最新動向と国・地域による違いの両方が分かる興味深いものとなっている。自社のAI導入・活用の参考になるだろう。