資料の紹介
経済産業省は2020年12月、「DXレポート2 中間とりまとめ(概要)」を公表した。それによると、回答企業約500社のうち95%の企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)に「まったく取り組めていない」か「散発的な実施にとどまっている」状況にあるという。さらに同レポートでは、企業が直ちに取り組むべきアクションの1つとして「業務プロセスのデジタル化」を挙げた。
とはいえ、個々の手作業をデジタル化・自動化しても、それは部分最適にすぎない。重要なことは、組織横断型、そして取引先まで含めた業務プロセス全体のデジタル化だ。そこで不可欠なのが、BPM(Business Process Management)である。これは、業務処理の流れを可視化し、問題点の分析と改善を繰り返し行うことで業務プロセス全体を最適化していく手法だ。
本資料は、BPMを実践するための具体的な方法を示したものである。BPMの考え方から、DX実現に欠かせないローコード開発、ワークフロー/BPM、クラウドを備えた開発基盤(プラットフォーム)の重要性、さらにBPMを支援するサービスまでを解説している。DXの遅れを取り戻すためにも、まずは「業務プロセスのデジタル化」から着手したい。