資料の紹介
トヨタ自動車の今後の戦略技術について、その実装方法や開発方針、設計思想を知るうえで極めて重要な車両が、高度運転支援技術「Advanced Drive」付きの新型「MIRAI(ミライ)」だ。
この車両は、2つの点で注目に値する。まず、トヨタが心血を注いで開発した新型の燃料電池(FC)を搭載したこと。トヨタとしては、このFCシステムをトラックなどの大型車、船舶、電車などに積極的に提供していく計画であり、今後の脱炭素時代を見据えた戦略的な部品といえる。
もう1つは、レベル2+相当の自動運転機能であるAdvanced Driveだ。トヨタとして初めて遠隔からのソフトウエアアップデート機能(OTA)を持たせた。現時点では自動車専用道路での自動運転や、自動追い越しなどの機能しか持たないが、今後のアップデートによって機能強化が進むと見られている。
これら戦略技術の全貌を、Advanced Drive付き新型MIRAIを分解することで明らかにしたのが、本レポート「トヨタ自動車『新型MIRAI(Advanced Drive)』徹底分解」だ。
FCとAdvanced Driveを中心に、電動システムやシャーシ、ヒューマンマシンインタフェースなど、その全体像を徹底調査。FCセルの材料分析に加え、昇圧コンバータの構造にも踏み込んで解説。Advanced Driveを実現するECUをICレベルで分析したほか、接続ネットワークやバックアップ電源についても調査した。今後のトヨタの戦略を理解したい方に役立つ、基本となる内容を豊富に掲載した1冊となっている。
-----「トヨタ自動車『新型MIRAI(Advanced Drive)』徹底分解」の内容
▼新型燃料電池(FC)システムの構成や工夫、部品の詳細が分かる
先代のMIRAIから大幅に小型化した新燃料電池(FC)システムを徹底分解し、構成部品とその接続形態を徹底分析。各部品の外観や内部構造、配管状況などの豊富な画像や写真とともに100ページ超を割いて解説。
● FCスタックがどのように構成されているのか?
● FCセルの構造・材料は?
● 酸素(空気)過給システムは?
● 水素タンクはどのようにつながっているのか?
● 冷却(加温)の仕組みと、その配管の構成は? ほか
▼高度運転支援技術「Advanced Drive」を実現した部品群を丸裸に
カメラ、ライダ(LiDAR)、自動運転向けコンピュータなど、Advanced Driveを構成する部品の接続形態、搭載ICなどを調査。
【主な運転支援技術向けECUやセンサ】
● アドバンストドライブコンピュータ
● アドバンストドライブエクステンションコンピュータ
● スペイシャルインフォメーションサービスコンピュータ
● ミリメータウェーブレーダセンサ
● ライダアドバンストドライブセンサ ほか
将来拡張予定のライダ(LiDAR)搭載場所や、本格的に採用した車載イーサネットについても調査・分析。
▼初採用*のSiC MOSFETを活用したDC-DC昇圧コンバータを分析
トヨタ自動車として初めて※SiC MOSFETを搭載したFC昇圧コンバータの全体的な構造やSiCパワーモジュールの冷却機構を調査。
*日経クロステック調べ
(※下部より全目次と抜粋版をダウンロードできます)






