資料の紹介

 EV(電気自動車)普及の課題の一つに、充電インフラの整備がある。交流電源(AC)から充電するシステムが一般家庭や公共の駐車場で使われているが、それだけでは不十分だ。これとは別に、出先で電池残量が少なくなった時に使える急速充電インフラが整備されれば、EVを安心して使えるようになる。

 急速充電のためには、専用の充電器から直流電源(DC)を使って充電するシステムが求められる。今後大きな需要が見込まれるDC急速充電システムは、できるだけ汎用性の高いものにしたい。同時に、400kWに迫る高出力の電力供給が可能なシステムを構築するには、どのような構成にすれば良いだろうか。

 本資料では、EVの急速充電システムに使用される一般的なパワーコンバーターの構成と、そこで使われるパワーデバイスの概要について解説する。炭化ケイ素(SiC)を材料とし、電力損失低減と電力密度向上を両立するパワー半導体を中心に、具体的な製品情報についても提供する。自動車の電動化に携わる多くの設計開発者に役立つ資料となっている。

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