資料の紹介

 ADAS(先進運転支援システム)や自動運転車に必要不可欠なのが車載レーダーだ。道路上の他の車や歩行者を見分けるのに、車載レーダーは欠かせない。ところが、車載レーダーに対する要求仕様が高まるにつれて、その試験は難しくなり、さまざまな課題が見えてきた。

 車載レーダー試験のターゲット数が限定的だと、レーダーを実際に搭載した車両での路上試験に頼る部分が増える。しかし、路上試験で問題が見つかった場合、開発のやり直しに多くの時間やコストがかかってしまう。これを解決するには、早期に問題を見つけて繰り返し同じ条件で試験できるエミュレーション技術が必要になる。

 本資料では、実際の道路上における人や物体の位置や動きを高精度に模擬できる、車載レーダー試験装置について解説する。最大512のオブジェクトを模擬可能なエミュレーション機能を持つ。最短で1.5mの近距離の物体や人を模擬できるため、自車の脇から出てくる歩行者などもうまく扱えるという。自動運転の開発に携わる自動車メーカーや車載機器メーカーの技術者にとって、有用な資料と言えるだろう。

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