資料の紹介

 スマートフォンのモバイルバッテリーや充電器では、過剰な電流による障害を防ぐため、回路に流れる電流量を制限する機能が必要になる。例えばUSBポートでは、電気回路を確実に保護するため、過剰な電流が流れるのを防ぐ必要がある。モバイルバッテリーの場合、異常放電によって多くの電流が流れると、許容レベルを超える電圧降下が生じ、供給電圧が低くなりすぎるおそれがある。

 過電流を防ぐために電流量を制限してくれるのが電流リミッターICである。その多くは、電流を制限するためのスイッチであるMOSFETが外付けとなっている。しかし、MOSFETが常に安全動作領域で動作することを保証しなければ、回路に損傷が生じかねない。そこで注目されているのが、保証されたMOSFETを内蔵する電流リミッターICである。

 本資料では、電流を制限するためのスイッチとなる2つのMOSFETを内蔵し、電流がしきい値に達した場合、3種類のモードで安全を確保する電流リミッターICについて紹介する。複雑な計算も評価も不要であり、電流を常に150mA~1Aの間に制限することができるという。

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