資料の紹介

 「分かっているようで分かっていない」「何となくは理解しているものの人に説明するとなると心もとない」。会計分野にはこうした用語が少なくない。「債務超過」もその1つだろう。テレビや新聞で見聞きしたことはあるものの、果たしてその正確な意味を答えることはできるだろうか。

 例えば、「赤字」は債務超過と何が違うのだろうか。「資産」や「当期純利益」と債務超過は関係があるのだろうか。もしも勤めている会社がひとたび債務超過に陥ったら、その時点で存続は困難になるのだろうか。新入社員を含めたビジネスパーソンは答えられるようにしておきたい。誤解していると決算時期になって、ピンチでもないのに債務超過だと空騒ぎをしかねない。

 本資料では新型コロナ禍において、経営面で苦境に陥った可能性が出てきた企業を舞台に、社長、管理部長、取引先の銀行員の3人による「債務超過」をめぐるストーリーを紹介する。3人の会話を通じて「債務超過とは何か」が解き明かされていく。説明に自信のない人はもちろん、自信のある人もぜひチェックして、自身の会計知識を再確認してもらいたい。

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