資料の紹介
電気自動車(EV)の航続距離を伸ばすためには、バッテリー(電池)の容量を増やす必要がある。しかし、容量が大きくなれば、充電時間も長くなる。例えば、80kWhのバッテリーを家庭で充電する場合、オンボードチャージャー(OBC、車載用充電器)の出力能力にもよるが、数時間から10数時間を要する。
充電時間の短縮のために、EV用バッテリーの400Vから800Vへの高電圧化が進んでいる。電圧が2倍になれば、充電時間は半分になる。高電圧化の恩恵はEVの航続距離にも振り向けられる。電圧が2倍になれば、kWh換算のバッテリー容量もEVの航続距離も2倍になる。そのためには、OBCを800Vの高電圧に対応させる必要がある。また、OBCには高スイッチング周波数への対応も求められる。インダクターなどの磁性部品の小型・軽量化によってOBC自体を小型・軽量化し、安価で電力密度の高いものにできるからだ。
本資料では、OBCを構成する部品として、800Vの高電圧や高スイッチング周波数に対応するSiCベースのMOSFETモジュール3種を紹介する。モジュール化された部品を活用することで、OBCの設計や組み立ての手間を軽減し、OBCの信頼性も向上しやすくなるという。





