資料の紹介

 オペアンプには、低ノイズ、高帯域幅、高精度、高い入力インピーダンス、限りなく0Ωに近い出力インピーダンスなど、様々な性能が求められる。しかし、例えば高精度と高出力電流という相反する性能を持つオペアンプは現在、単体ICでは存在しない。

 では、そのようなオペアンプを実現するには、どうしたらよいか。その解として、2つのアンプを組み合わせた複合アンプが挙げられる。高精度と高出力電流という、それぞれのアンプの良いところを引き出し、弱点を補い合う複合アンプを組み上げることで、高性能なオペアンプとして活用できるようになる。

 本資料では、一例として高精度と高出力電流を同時に実現する複合アンプの回路設計について解説する。構造や利点、不安定化のリスクを回避するための手法などを紹介している。複合アンプにすることで、どれくらいの性能改善が得られるのかについても、実測特性比較によって分かりやすく示している。

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