資料の紹介

 健康志向の高まりから、心拍数や血圧などを常時測定・記録するウエアラブルのヘルスケア機器が普及してきた。常時測定・記録のためには、機器の小型・軽量化と長時間動作を同時に実現することが求められる。長時間動作のためだけなら電池容量を増やせばよいが、機器が大きく重たくなり、身に付けにくくなってしまう。

 ウエアラブル機器の消費電力は、外部との通信時、センシング時、スリープ時の3つに大別できる。スリープ時はごくわずかしか電力を消費しないが、決して軽視できない。スリープ時が動作時間の大半を占めることから、積算すると無視できない大きさになる。長時間動作のためにはスリープ時の消費電力を抑えることが必要だ。

 本資料では、スリープ時の消費電力を抑制するための電源設計について、自己消費電流の削減、測定におけるSNR(Signal-Noise Ratio:信号雑音比)の向上、EMIノイズの抑制など、さまざまな視点から解説している。さらに、ウエアラブルのヘルスケア機器の開発環境についても紹介している。小型・軽量化と長時間動作という相反する機能を実現するためのヒントが得られる資料となっている。

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