資料の紹介
気候変動への対策として、あらゆる業界・企業が温暖化ガスの削減に迫られている。船舶業界でも2023年、大きな動きがあった。国際海事機関が数値目標を定めた厳格な方策を制定したのだ。2030年までに船舶のCO2排出量を、2008年時点と比べて40%削減することを目標としている。
この目標の実現のため、船舶にはエネルギー効率を測定した指数と、年間の燃費実績の2つを計算することが義務付けられた。つまり、船舶の燃費性能を事前に検査・認証する規制と、1年間の燃費実績を事後的にチェックする制度が合わせて導入されたのだ。
本動画では、年間平均燃費実績(Carbon Intensity Indicator:CII)とその格付け制度について解説するとともに、CII指数の向上のポイントなどを実際の企業の事例を交えて紹介する。さらに、CII指数の向上に必要な船舶の改良のコストや時間を削減する方法として「船舶のデジタルツインによるシミュレーション」について解説する。船舶設計から運航計画や天候・潮流による船舶の挙動変化までをデジタルモデル化し、仮想空間でシミュレーションすることで、プランニングから評価までをより短時間・低コストで実現できるとする。





