資料の紹介
24時間365日稼働のように高い可用性を求められるシステムでは、電気的故障によるダウンタイムを最小限に抑えるために、電力供給の対象となるボードを過負荷や短絡から保護する必要がある。特に、バックプレーンなどを使って複数のサブシステムやボードに電力を供給する場合には、電源の過電流保護(OCP)が不可欠となる。
過電流保護にはヒューズがよく使われている。しかしヒューズには、サイズが大きい、応答が遅い、許容誤差が大きい、何回か電源トリップが発生したら交換が必要になるといった欠点がある。これらの課題は、1つのパッケージ内にパワーMOSFETスイッチと制御回路が内蔵する電子ヒューズを用いることで解消できる。これにより、小型でシンプルな過電流保護回路の構築が可能となる。
本資料では、小型で高速、最大48Vの電源レールを過電流から保護する10A電子ヒューズを紹介する。下流側の過電流障害を速やかに検出し遮断することで上流側の電源を保護する電子ヒューズの構築方法や、その具体的な動作性能について、回路図やグラフを用いて分かりやすく解説する。





