資料の紹介

 自動車の販売後も通信によって車載ソフトウエアを更新することで、車両の機能を追加したり性能を高めたりできる。このような「SDV(ソフトウエア定義車両)」の開発に、世界の自動車メーカーがしのぎを削っている。日本でも2020年代後半にはSDVの市場投入が本格化する見込みである。

 SDV時代の到来によって自動車メーカーの開発チームは、ソフトウエアの継続的なリリース、ソフトウエア変更のリードタイムの短縮、展開の失敗の最小化など、新しい課題に直面することになる。そこで注目されているのが、設計とシミュレーションが一体化したモデルベース開発(MBD:Model Based Development/Model Based Design)によるソフトウエア開発の効率化と高度化である。

 本資料では、SDV開発におけるMBDのアプローチについて説明し、MBDによりSDV開発を効率化できることを示す。モデルをシミュレーションすることで、コード実装段階の前に問題や欠陥を発見して解決できるようになる。その結果、ソフトウエアおよびシステムの欠陥を早期に検出し、より効率的な開発プロセスを確保して、コストのかかる再作業や遅延のリスクを減らせるという。

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