資料の紹介

 電子回路シミュレーションソフト「SPICE(Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis)」は、自分が設計した回路が想定通り動作するかの確認に使える便利なツールだ。しかし、SPICEの用途はそれ以外にもある。見ただけでは動作が分かりにくい回路図も、SPICEを使って解析すれば、その動きや特性を深く理解できるようになる。

 電子部品を選定する際にも、目的の回路に電子部品のSPICEモデルを組み込んでSPICEでシミュレーションすることで、より自分の意図に沿った製品を決定できるようになる。SPICEには半導体メーカーが提供する無償のソフトもある。その使い方を知っておけば、すぐにでも回路の動作確認や電子部品の選定などに活用できる。

 本資料では、ΣΔ型のA-Dコンバーターを例に取り、その内部で使われているsincフィルターの動作や周波数応答特性について、SPICEを使ったシミュレーション解析例を解説する。シミュレーションの過程を順々に分かりやすく解説しており、SPICEの使い方を学習する教材としても使える内容となっている。

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