資料の紹介

 建設業界は、慢性的な人手不足に悩まされている。現場業務の効率化、省力化、無人化は最優先の課題だ。1人の施工管理者が多数の現場を管理することも珍しくない中で、負担を増やしている大きな要因が、現場に行って状況を確認しなければならないことだ。現場への移動に時間と労力がかかる。また、本社との情報共有に時間がかかった結果、リアルタイムでの意思決定が困難になり、機会損失やトラブル発生といったリスクが増大する。

 そういった課題を解決するのが、現場の状況を映像で可視化し、リモートで確認できるようにする仕組みだ。現場に設置した監視カメラとクラウド上で運用する録画システムを組み合わせ、過去から現在に至る状況を関係者全員で共有できる。施工管理の負担を軽減する、新たなDXが進んでいる。

 本特集では、デジタル技術を駆使して現場の可視化を進める方法とその具体的な事例を取り上げる。システムを導入する際のハードルとなっている「コスト」「運用」「データ連携」の3つの課題を解決するソリューションの特徴や、カメラとAIの活用を進めるための4つのステージなどについて解説する。最小限の投資で最大の効果を得るためのヒントが満載だ。