クラウド上に保管した映像を人材育成に活用することも

高橋:撮りためた熟練者の作業映像を、若手の教育に使うこともできますね。技能の伝承という点でも大いに貢献してくれそうです。

佐渡島:まさしく、映像を蓄積することの大きな意義がそこにあります。工事現場内の主観映像は、これまで意外に残すことが難しかったものです。これを大量に撮影し保管できれば、その中からこれまでにない知見を得られるかもしれません。我々の製品が、未来の土木現場を支えるための一助になれれば、これほどうれしいことはありません。

Safie Pocket 2によって、新しい形の人材不足解決策が見えてきそうです。

高橋:私たちにとって人材育成は必須であり、かつ急を要する課題です。ベテランの職人さんが一線を退く前に、その技術や知識をなんとかして後進に受け継いでもらわなければなりません。そのための手段として、様々なデジタル技術の活用が注目されていますが、Safie Pocket 2で撮影したデータの活用は、その1つといえると思います。

 また、今回のコロナ禍の中、リモートで作業できる環境へのニーズが一層高まっています。遠隔臨場の取り組みを通じて、“ニューノーマル”な時代の働き方についても、あるべき姿を探っていければと思います。

佐渡島:当社は、現場の声に耳を傾け、課題解決に向けたソリューションを提供していくことをミッションとしています。Safie Pocket 2についても同様、一層高度なお客様ニーズに応えられる製品に育てていきたい。引き続き、大林組様にアドバイスをいただきながら、さらに現場の業務のお役に立てるソリューションへと進化させていければと思います。

Corporate Profile/セーフィー株式会社

ソニーグループ出身者3名により2014年10月に設立された、映像サービスの開発・提供を行うベンチャー企業。特にクラウドカメラサービスの領域では、家庭用から産業用に至るまでの多彩な製品を展開しており、国内市場で圧倒的なシェアを獲得している。