資料の紹介

 高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、加速器科学の拠点として日本の基礎科学をけん引する研究機関である。加速器の衝突速度を40倍に高め、新たな物理法則や粒子の発見を目指す「BelleⅡ実験」は世界から注目を集めている。BelleⅡ実験を含め、KEKの課題となっていたのが、指数関数的に膨れ上がる実験データの蓄積と管理だった。

 BelleⅡ実験だけでも、“慣らし運転”の段階で1日あたり100Tバイトのデータがコンスタントに生成される。実験が本格化するとデータ量は1日あたり200Tバイトを超え、蓄積されるデータ総量は、最終的に数百Pバイトに達する。膨大なデータを一切漏らすことなく確実に蓄積し、研究者に高速・スムーズに提供することが求められていた。

 本資料では、高エネルギー加速器研究機構がディスクとテープによる階層型のストレージシステムを導入した経緯を解説している。データの利用頻度に応じて自動的に階層化して蓄積することで、コスト、消費電力、スペースの最適化を図った。その大規模プロジェクトの全貌をリポートする。

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