資料の紹介
既存のアプリケーションに最新の機能や性能を加味して、新たな価値を生み出す「アプリケーションモダナイゼーション」は、競争力向上を目指す企業にとり、有力な選択肢の一つといえる。しかし、モダナイゼーションに取り組むにあたっては多くの企業が不安を抱えており、実際、予期せぬ課題に直面することも少なくない。
モダナイゼーションでは一般に、プロジェクトが進むにつれて、目的や課題、想定するメリットが変わっていく。初期の段階では、サイロ化したITの統合、クラウド導入計画の策定、インフラのアップグレードなどに重点がおかれているが、その後、プロジェクトの加速、自動化の導入、IT環境のさらなる統合管理へと移行していくことが多い。
本資料では、ITに関する意思決定者106人を対象として2020年9月に実施された、モダナイゼーションへの取り組みに関する調査の結果を紹介する。モダナイゼーション着手前の回答者と、着手後の回答者では、期待する成果にかなり違いがあることがわかった。モダナイゼーションを検討する際の参考になりそうだ。